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なぜ左翼が信用できないか~マザーテレサとの比較(太一)

(以下は2008年12月に書いた記事です。)
 
本日は天皇誕生日ですが、巷ではクリスマスの準備で、
日本でも様々なイルミネーションが街をにぎわせています。
 
しかしクリスマスは本来、キリストの誕生日を厳かに祝う、
キリスト教徒のための日です。
私は一度キリスト教系の学校に通ったことがあるので、尚更感じます。
 
しかも日本ではクリスマスは実質24日だけで、
25日当日は何もしないことが多く、
一体何をしたいのか分かりません(昔どこかの企業が仕掛けたんでしょうけど)。
本来は静かに祈りを捧げるべき日でしょう。
 
キリスト教の祈りと言うと、
この前NHKでマザーテレサについて少し特集をやっていたのを思い出します。
(番組自体はあまり観ていませんが)
 
私はマザーテレサについてさほど詳しくはありませんが、
思い出したことを書いてみたいと思います。
なぜ私が、既存の左翼主義者を信用できず、批判的に見ているのか。
その理由は、このマザーテレサの発言との対比によって明白になってきます。
 
 
皆さんはマザーテレサという人物について、
どのようなイメージをお持ちでしょうか?
政治姿勢は何寄りだというイメージでしょうか?
 
弱者救済に尽くしたから左寄り?
一見そうも見えなくもないのですが、どうも彼女は、
世界の左翼団体とは一線を画した存在だったようです。
 
彼女が主にやっていた活動は
「世界で最も貧しい部類の人達に施しをする運動」ですが、
貧困の原因として戦争というものもあったためか、
彼女はノーベル平和賞を受賞しました。
彼女は最初、自分は受ける資格はないと思ったそうですが、
運動を世界に知らせるために、受賞を決意したそうです。
 
しかし私の知る限り、本当にこの賞に値するのは世界で彼女1人だと思います。
(そもそもノーベル賞自体、持ち回り的で胡散臭い面がありますが)
「反戦」という言葉を口にして説得力があるのは、
どの反戦団体でもなく、マザーテレサだけだと思うのです。
 
 
「反戦」の本質は、例えば味方が殺された場合、その仕返しをすることを、
お互いが続けることでエスカレートし、もっと大きな犠牲を生むようなことを、
憎しみの感情を極限まで我慢することで、抑えるべきだという、
まさに「究極の我慢の精神」だと思います。
 
そこでは、決して悪い相手を痛烈に非難するようなことがあってはなりません。
それが侮辱と取られれば、さらなる復讐の応酬が行われる恐れがあります。
 
 
マザーテレサがなぜ、どの左翼団体、平和団体にも所属しなかったか。
それはおそらく、世界中の既存の平和団体、左翼団体は、
対立する国や勢力を痛烈に非難する傾向が強く、
それでは真の反戦は達成できないことを、知っているからだと思います。
この前、アメリカの反戦団体が、
ブッシュ大統領の人形に靴を投げるデモをやっていましたが、
あれは欧米人らしい、抗議とジョークを織り交ぜたものでしょうけど、
あれに不快感を覚える人もいるでしょうし、
そういう精神で反戦が達成できるとは思いません。
 
 
以前、ある日本人(記者?)が彼女に、「日本は何をすべきか」と聞いたところ、
何と彼女は、「まずは国内の貧困から救いなさい」と言ったそうです。
 
彼女の運動の目的からすれば、
少なくても貧しい国や地域よりははるかにお金を持っている日本から、
少しでも多くの援助を引き出すことが効率がいいはずです。
そうすれば1人でも多くの難民の命を救うことができるでしょう。
 
しかし彼女はあえてそれを求めませんでした。
少なくても短期的には、救えるはずの命を救わなくてもいい
という選択をしたのです。
それよりも彼女が重要だと思ったのは、
真の施しの精神、反戦の精神の方のようです。
 
おそらく彼女は、質問したその日本人から、
「彼女の活動に十分に援助していない日本政府への非難を引き出す意図」
を読み取ったのではないでしょうか。
政治目的で特定の政治勢力を非難するような人間が
本当の意味での「施し」ができるはずがない。
そこで彼女はその日本人の質問に、
あえて逆らうような答えをしたのだと思います。
 
ちなみに似た質問をアナン氏にしたところ、
「もっと援助しろ」のような回答でしたが、
まさにマザーテレサとは正反対の卑しい精神を感じました。
 
 
私の立場としましては、決して100%マザーテレサに賛成ではありません。
例えば拉致問題についても、ひどいことをした連中に、
それ相応の報いを与えるべきだと思っています。
それは彼女に言わせれば「貧しい心」かも知れませんが、
私はそう言われても構いません。
誰もが泣き寝入りしてしまうと、被害者の苦しみは極限まで増大します。
だから私は、「戦争を100%防ぐこと」は「不可能」だと断言しています。
 
しかしそれでも、私はマザーテレサのことは尊敬します。
彼女は「私とは異なる考え方の持ち主」ではありますが、
彼女は彼女自身の主張に矛盾がなく、
それを純粋に貫き通しているように見えるからです。
「敵ながらあっぱれ」という感覚に近いでしょうか。
 
 
それに引き換え、世の中の反戦団体は尊敬できません。
私も昔から色々考え、本当は彼等の運動に賛成すべきか悩みましたが、
どうしても感覚的に賛成できない理由が徐々に分かりました。
彼等は口では奇麗事を言っておきながら、
憎しみをさらに増大させる流れを作っています。
そんなことで地球上から戦争がなくなる訳がないのです。
 
特に日本の平和団体は、口からは「奇麗事」ばかり言っておきながら、
拉致被害者を無視し、特定国家に媚びへつらいながら日本を口汚く罵る訳ですから、
その態度を軽蔑せずにはいられません。
奇麗事を言わず、最初から国粋主義を打ち出している右翼の方が
ウソや欺瞞が少ない分、まだマシに見えるのです。
 

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