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最大の失態は中川氏ではなくマスコミ(太一)

(以下は2009年2月、麻生内閣時代に書いた記事です。)
 
最近政治関係の記事ばかり続いていますが、報道が報道だけに仕方ありません。
 
先の中川大臣の会見に関する報道は、日本の報道史上の重大な失態として、
今後何十年にも渡って語りついでいくべき問題だと思い、
取り上げさせていただきます。
 
マスコミの失態についてお話しする前に、
中川氏の会見について少し。
 
あのような状態で会見に臨むことは、
日本にとって少なくても「プラスの要素」はないでしょう。
いかなる原因や謀略があろうとも、政治家の結果論として、
中川氏がミスを犯したのは事実であり、
本人の甘さや能力の欠如は否定はできません。
 
しかし「ミス」と述べましたが、
「結果論としても」さほど大きなミスとは思いません。
少なくても辞任に追い込まれるような問題ではありません。
 
もし外国の大臣があのような会見を行ったとして、
日本のマスコミはどう伝えるでしょうか?
批判や、相当な皮肉を込めた記事を書くでしょうか?
おそらくそうはならないでしょう。笑い事で終るのがオチではないでしょうか。
 
また酒ではなく、中川氏の大臣としての体調管理を批判する声もありますが、
宮沢内閣時代、日本での首脳会談でブッシュ米大統領(父親の方)が、
ゲロを吐いて倒れこんだことがありました。
あの時、日本のマスコミはきちんと批判したでしょうか?
 
「仮に」海外のメディアが中川大臣の会見を批判、
もしくは痛烈に皮肉っていたとするならば、
(実はそういう報道は意外に少なかったという情報もあります)
「海外と日本のマスコミの違い」に言及する文化人がどうしていないのか?
 
私のような見識の低いバカでもこの程度視点を変えて考えることができるのに、
それができない文化人の知能は「バカ以下」なのか、と呆れます。
 
ちなみにイタリアのベルルスコーニ首相は、
人種差別と取られる失言をしても辞任に追い込まれていません。
中川氏の、あの程度で大騒ぎして辞任に追い込む日本人は、
過剰反応であり、異常な国だと思います。
 
しかも、その行為の何が悪いと自分が思うか、ではなく、
他国への「恥」だから辞めさせるというのは、
相変らず外国の批判ばかり病的に気にする、
「外国の言いなり国民」という病気が治っていない訳で、
日本人の無様な醜態を晒していると思います。
 
 
ここから本題の、「マスコミの失態」についてお話します。
何が失態なのかと言うと、それは、
1.会見の疑問についての多角的な分析を、
  大手メディアが意図的と言える程に放棄している点。
 
2.中川氏の会議中の発言を評価する意見など、
  中川氏にプラスになる全ての情報を隠蔽するという情報統制を行った点。
 
あまりにも色々な情報が次から次へと入ってきたので更新が遅れましたが、
まずは1の、「多角的な分析を放棄した点」について、
マスコミが報じないいくつかの分析を見てみます。
 
<AP通信、アメリカの悪意の可能性>
 
==================
それにしても不可解ですね。
ローマでのG7の会議で、中川財務大臣がアメリカ批判
 
「市場解放を要求していたアメリカが、自国の都合が悪くなると、buy Americanでは問題だ 」
 
との発言をしたとき、メディアは部屋から出されていたとのことです。
 
中川財務大臣は、アメリカ に取っても、中国に取っても
都合の悪い大臣です。
AP通信は、悪意をもって顔のアップを全世界に配信していた。
何か裏がありそうです。
会議中の水とか昼食に、一滴睡眠薬をもられた可能性があります。
 
弱肉強食の国際政治では、なにが起きても驚きません。
 
国際会議は戦場です。それにしても、財務秘書官は何をしていたのかね。
大臣の体調を見て適切に対処せよ。馬鹿もん!
 
ジャーナリスト・水間政憲
================
 
このような記事を掲載するとすぐに、
「ネット情報は何でも妄信する単細胞」
などの批判が左巻きの人達から聞かれますが、
そうした批判こそまさに「単細胞」です。
 
私は自分の見ていない情報を、「100%」信じるということはありません。
水間氏の記事なども、もちろんそうです。
ということは同時に、AP通信や日本の大手マスコミの報道も、
「100%」信じることはありません。
 
つまりこうした様々な角度からの情報を見比べることが重要なのです。
しかし日本の大手メディアだけを見ていると、一面的な情報しか入手できません。
そういう意味で、ネットの存在意義があるのだと思います。
それを「ネットならすぐ信用する」などと批判するのは、短絡的にも程があります。
 
またAP通信などの海外メディアのことも警戒し、
疑ってかかるべきなのは当然のことです。
海外メディアの言うことを無批判な人間がいるとすれば、
それも単細胞この上ありません。
 
今回の件で言えば、中川大臣が他国に強気な態度で臨んだのであれば、
当該国のメディアはそれを批判的に報道することが予想されます。
それならば日本のメディアの最低限の責務は、当該国メディアの偏向報道を批判し、
当該国の政策への疑問を様々な角度から指摘することです。
 
ところが日本のメディアは、自国の政治家をバカにすることに終始し、
他国の政治家やメディアに対する批判をほとんど報道しません。
このような弱腰な姿勢は、日本のメディアだけではないでしょうか?
 
今回の件に限らず、日本を批判する海外メディアの報道があるのに対し、
日本のメディアが外国をまともに批判しているのを見たことがありません。
批判するのは、例えばアメリカのイラク戦争やイスラエルのガザへの爆撃など、
「他国のメディアも批判しているような件」だけではないでしょうか。
つまり日本のメディアは、他国のメディアが批判した件でないと批判できない。
自分達で独自の外国批判をできないのです。
 
日本で一番「他国に弱腰」なのは、実は政治家ではなく、マスコミだと思います。
日本のマスコミは権力批判ができない、「権力の犬」だと言えるでしょう。
まさにマスコミとしての最低限の責務を放棄しているということです。
 
ちなみに「AP通信」と言っても、記者が日本人であるという情報もあります。
By TOMOKO A. HOSAKA AP
http://www.msnbc.msn.com/id/29229324/
By Yuzo Saeki and Yoko Nishikawa TOKYO (Reuters)
 
日本を貶めるためか、
あるいは国内の嫌いな勢力を「海外にチクる」ためか知りませんが、
日本の国益に反する行為を行っている人達の中に、
<日本人の「海外崇拝」を悪用した日本人>が多く含まれるのは確かなようです。
 
他に、タブロイド紙からこういう記事も出ています。
 
<財務省の陰謀の可能性>
 
================
http://www.zakzak.co.jp/top/200902/t2009021828_all.html
背景や経緯に関する情報流出が詳細かつ早過ぎるのだ。
「麻生内閣を見限った霞が関、特に財務省周辺が動いたのでは」(自民党筋)
という見方が出ている。
自民党中堅は「情報流出が詳細かつ早過ぎる。同席した女性記者からというより、
霞が関関係者、特に財務省周辺から漏れたのではないか。
中川氏は『扱いにくい大臣』として有名で官僚らに敬遠されているうえ、
内閣支持率の低下から『麻生内閣は長くない』と見限ったのでは」と語る。
==================
 
財務省の陰謀の有無は定かではないとしても、
同行した財務省関係者が全く責任を取らないのは大いに疑問です。
国民の官僚への不満が高まっているのも、こうした「無責任さ」が挙げられます。
 
 
そして、2の「中川氏にとってプラスの情報を隠蔽した点」について。
 
日本のメディアは散々「海外のメディアは・・」と、
海外の評価を無批判に信じる日本人の弱さに付け込んでおきながら、
自分達の報道に都合の悪い海外の声は隠蔽しているのです。
 
<自らの報道に都合の悪い外国からの声の隠蔽>
 
==========
【イタリア】伊メディアのG7論調:日本が保護主義けん制の先頭に立つと高評価
2月15日4時51分配信 NNA
(一部抜粋)
地元メディアのAnsa通信は、イタリアと同様、対米輸出に大きく依存している
日本が先頭に立って、G7各国の間で保護主義的な動きに走ることがないよう
牽制する姿勢に注目。
===========
 
このような報道を日本のメディアは隠蔽し、
中川氏をバカにした報道のみを選んで「これ見よがし」に報道しました。
 
また『時事通信』は、中川昭一氏を絶賛するIMFのストロスカーン専務理事の言葉
「人類の歴史上、最大の貢献だ」の部分だけをを削除したようです。
 
=======削除部分==================
 加盟国支援が必要になった場合、要請を受けた日本が
約100兆円の外貨準備からIMFに貸し付ける形で拠出する。
加盟国による資金提供としては過去最大で、ストロスカーン専務理事は
「人類の歴史上、最大の貢献だ」と謝意を表明。
財務相は「有効活用を期待したい」と述べた。(了)
=======削除部分==================
 
「多角的に検証しなかったこと」も大いに問題なのですが、
このような「情報の隠蔽」はさらに大きな問題です。
 
中川氏を評価する情報全てを隠蔽しようとは、一体何が目的なのか?
 
多くの右系の人達は、様々な陰謀説を唱えています。
それも有り得るとは思いますが、とりあえず私が確実に存在すると感じるのは、
マスコミが、特定の政治家への「いじめ」を
「娯楽」としてやっているということです。
 
さらにマスコミへの疑問は続きます。
 
<話題の取材記者を隠蔽>
 
============
http://news.livedoor.com/article/detail/4027730/
ところが、読売新聞のホームページからは、女性記者のプロフィールが、
ネット上に晒された2009年2月18日中に削除されてしまった。
なぜ削除したかについては、この日のJ-CASTニュースの取材に対し、
読売新聞東京本社広報部では、同席したのが女性記者なのかどうかも含めて、
「取材の内容や過程については、従来よりお答えしていません」
とだけコメントした。
============
 
ネットでは読売新聞の陰謀説も出ていますが、
それ以前に、こうしたマスコミの構成員の「隠蔽体質」も大いに疑問です。
 
思い出すのは、「永田メール問題」。
あの時、民主党の永田議員に嘘のメールを送った記者の名前は、
結局最後まで公表されませんでした。
永田元代議士も公表するチャンスはありながら、公表しなかった。
 
私に言わせれば日本における「マスコミと政治家の癒着」とは、
政治家の言いなりになることではなく、むしろこのように政治家など
国家ぐるみでマスコミを庇い、責任を取らせないことです。
 
そしてこの件においては、永田氏が自殺にまで追い込まれた一方で、
嘘メールを送った記者は今ものうのうと普通に生きているのです。
 
それを隠すためか、
「永田氏自殺」の報道の扱いが非常に小さかったのを記憶しています。
あれだけ話題になった政治家が若くして自殺したことを、
どうしてこんなに小さく扱うのか。
 
ちなみに今回中川氏と同席した女性記者の1人は、
越前氏という人物だと言われています。
s02.megalodon.jp/2009-0217-1651-34/www.weblets.jp/interview2007/21.html
 
私は「陰謀説」を直ちに信じるものではありませんが、
これだけ大きな政治的影響力を持つ記者として、
人違いなら人違いだと、そうでないなら酒の席についての説明を、
責任を持ってなすべきです。
 
先に挙げた財務省の無責任と同様に、マスコミの無責任も度が過ぎています。
 
日本では官僚もマスコミも一切責任は取らないため、
結局責任を取れるのが政治家だけなので、
社会の不満は全て政治家の責任に向かい、やたらと政治家に辞任を要求し、
首相や大臣が何の政策も実行する時間もないままに次々と辞任し、交代します。
官僚とマスコミの無責任のせいで、この国の政治は全く前に進まないという、
バカ丸出しの状況が続いていると言えます。
今回の中川氏の件は、そうした日本の愚かな構図をも炙り出したと言えるでしょう。
 
 
このように、様々な人達に責任があるにもかかわらず、それらは一切不問で、
中川氏を追い落とすという目的のためだけに全てを掛け(しかも半ば娯楽として)、
都合の悪い情報を全て隠蔽し、国民を洗脳しようとした今回の日本のマスコミ報道。
 
しかも一部ネットでは、マスコミ報道と反対の論調が強いアンケート結果もあります。
私はそれが国民の多数意見だとは思いませんが、
少数意見も尊重するのが民主主義の基本原理です。
百歩譲って「尊重」しないまでも、少なくても意見の1つとして取り上げるべきです。
 
国の特別な許可を得て放送しているテレビは国民からは選べません。
テレビの報道は、単なる一私人の意見とは違い、
多角的な主張を紹介するのが義務であり、それをしないのは、
危険な洗脳メディアだと批判されて当然です。
 
日本のマスコミの情報操作は「戦前のマスコミと何も変わっていない」
と思うと同時に、
今回のマスコミの失態は、今後何十年にも渡って
語り継いでいくべき問題だと思います。
 

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Author:小野太一 わかやまかず
当ブログはHN「太一」とHN「かず」による共同ブログです。
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当ブログでは、平和主義や弱者の味方を装いながら実際は平和を脅かす外国権力に媚び、弱者の人権を弾圧する、自称リベラル・売国権力への批判が中心ですが、保守派でも右派でもないため、保守派や右派に対しても批判をすることがありますので、保守派や右派の方はご注意ください。それは決して、当ブログが「中立」だと装う意味でもありません。全ての人間にバイアス(偏り)があり、中立な人間など存在しません。我々は、自分達がおかしいと思うものを批判するだけです。

また当ブログでは日本人の特性を痛烈に批判します。日本人批判をするとすぐに朝鮮人認定するネット住人がいますが、そうしたネット住人を社会から疎外している存在こそ、日本人の特性であり、ネット住人が日本人を手放しで称賛するのは、自分を阻害している存在を称賛するという矛盾があります。

とにかく当ブログでは、あらゆる権威や既存の価値観・分類と関係なく、自分の頭で考えて批判すべきものを批判します。読者の方々にも、「権威や既存の価値観と関係なく、自分の頭で考えること」をお勧めします。


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